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会社設立で印鑑を買うタイミング


新しく法人を作るときは、専用の印鑑を用意しないといけません。
会社設立でも印鑑は重要な準備物となっており、これは新しく買うことになりますが、そのタイミングはいつが最適でしょうか?

これは定款を作っているときです。
定款とは会社設立で必要な重要書類で、そちらには社名や事業目的などの基本情報を載せるほか、その会社の運営規則なども載せます。
設立後の会社にとっては、会社の憲法とも呼ばれる重要書類となります。

印鑑を買うタイミングとなるのは、この定款作りの中で、社名が完全に決まったあとになるのです。
なぜかといえば、印鑑には社名を載せる必要があるため。
ですからその会社が正式になんという会社か、それが決まらないと印鑑の注文もできません。
まずは定款作りの中で、社名を固めてください。

社名の決め方ですが、これは設立者が自由に決められるものの、完全に自由なわけでもありません。
同じ住所に別の会社がある場合、その会社と同じ名前は使えません。
銀行でもないのに~銀行、病院でもないのに~病院など、事業内容を明らかに誤解させる名前もNGです。

このほか、有名な大手企業と非常によく似ている名前もNGとされます。
このような決め方の基本ルールのほか、必須ではありませんが、一般的に避けるべきとされているのは、商標登録されている名前やフレーズを使うこと。
それらを気付かずに社名へと使ってしまうと、あとで訴訟などのトラブルになりがちです。

このように社名の決め方はいろいろと制限がありますから、基本的には設立者が自由に決められるものの、実際には考えていた名前が使えなかったという事例もよくあります。
そのため、社名をすでに決めているという方も、定款作りの中でその社名が使えるかどうかを正式に確認していない段階で、印鑑を作るのはおすすめではありません。
あとになってその社名が使えないことが判明し、作り直しになることがあるためです。

会社設立の中で印鑑を作るタイミングとしては、定款作りの中でその社名にすると正式に確定したあとです。
これならあとで作り直しになるリスクも少ないですから、ちょうどいいタイミングとなるでしょう。
それ以降はいつ印鑑を用意してもいいのですが、会社設立の手続きを進める中で、いつまでにこの用意を終えるべきでしょうか?

これは登記に入る前となります。
このときに代表者印の登録が必要になりますから、ここで法人用の印鑑がないと手続きが進まなくなります。
社名を決めたら、このときまでに印鑑を用意して下さい。