会社設立ってやっぱり大変!? – 株式会社のキホン解説 会社設立ナビ

会社設立ってやっぱり大変!?

会社設立を決意した理由は、人それぞれかと思います。
例えば元々個人事業主として勤めていたものの、会社組織としてビジネスの幅を広げるために決意した方もいらっしゃるでしょう。
また業務展開の為に、新たに会社を作らなければならなくなったという方もいらっしゃるかもしれません。
思い切って脱サラをして、起業を考えているという方もいらっしゃるかと思います。
でもどんな理由で会社設立をするにせよ、これからは経営者となるのです。
だからこそ意識をしっかり持ってやらなければならないことが、山ほどあります。

そもそも何故会社設立を決意したのでしょうか。
何か理由・目的がある筈です。
その目的こそが会社の経営理念として根付くことになるので、有耶無耶にするわけには行きません。
もちろん、単純に儲けたいという理由で初めて貰っても構わないと思います。
企業なので利益を追求するのは、当然のことです。
また社員を雇用して利益を生み出したら税金を納めることにもなり、社会の貢献にも繋がります。
ただ「会社設立」と一言言っても、簡単に出来るものではありません。
事務所を構えれば良いのではと思うかもしれませんが、現実はそこまで甘い物では無いのです。
個人事業や合同会社であればまだしも株式会社ともなれば、覚悟はした方が良いでしょう。

どういう形で会社設立をするにせよ、費用はかかります。
例えば事務所を一室借りて、個人事業を手掛けるとしましょう。
東京で会社設立するなら事務所の値段もそれなりにかかります。
個人事業の場合は開業届けの手続きが必要になりますが、社員を雇用しないのならば届けは直ぐに済み費用もかかりません。(ただし業種によっては費用がかかる場合もあります。
しかし事業を行うには、ビジネスの為のツールはどうしても必要になります。
社員を雇用しなかったとしても、パソコン・事務用品・事業に必要な物も取り揃えなければいけません。
更に事務所を借りているのならば、毎月の賃貸料も必要となるでしょう。
細かいところまで述べるとキリがありませんが、個人事業で起業をしてもある程度の費用は必要です。

これが株式会社となると、個人事業とは比べ物にならないほどの費用がかかります。
会社の規模・事業内容・社員の人数によって大きく変わるので何とも言えませんが、少なく見積もっても数百万円は見積もるべきです。
中でも1番厄介なものは、登記にかかる費用でしょう。
個人事業であれば特に必要ありませんが、株式会社であれば避けて通ることは絶対に出来ません。

更に会社設立に必要となる手続きも、かなり面倒です。
株式会社となると社会的な責任がのしかかるので、色んな所に届けを提出しなければいけません。
ただ手続に必要な書類に関しては、思っているよりも簡単に出来ます。
書類の種類にもよるので一概には言えませんが、大方はネットで検索すればテンプレートが山ほど出て来ます。
だからテンプレートを参考にしながら書類を仕上げれば、素人でも問題なく仕上げられるでしょう。
ただ全ての提出書類が簡単に出来、届けもスムーズに出来れば苦労は無いというものです。
ほんの少しでも不備があれば、会社設立への道は閉ざされてしまいます。
公的な機関へ提出する書類となるので、手続の度に胃袋がキリキリしてしまうかもしれません。

でも株式会社の設立は、悪い事ばかりではありません。
先程にも述べましたが社会的な責任があるので、信用度があります
ビジネスを手掛けてきた方ならば信用度がどれほど重要なものかは、痛いほどよく分かるでしょう。
また資金集めについても、株式会社の方が断然有利です。
株式制度を上手く利用すれば、身銭を切らずに済むかもしれません。
他にも取引先の幅が広がるのでビジネスチャンスを掴みやすくなったり、有能な人材も集まりやすくなったりするのも大きなメリットと言えます。

会社設立に関してネットで調べてみると、「簡単に出来る」「気軽に出来る」という言葉が目に付きます。
確かにある程度の知識があるのならば、簡単に会社は立ち上げることは可能かと思います。
しかし「会社設立」そのものはゴールでは無く、スタートラインに立ったに過ぎません。
本当の勝負は、会社設立後に待ち受けているのです。
では勝負に打ち勝つためには、どのような対策を取れば良いのでしょうか。

絶対に大丈夫と言う方法は今の時代に存在していないものの、まずはどのような事業を行うのか・利益を生み出す為にはどのようにすれば良いのか等をしっかり考える必要があります。
更に会社設立の知識だけでなく、経営や経理のノウハウについてもしっかりと勉強するようにしましょう
経理の数字が読めない経営者が会社を運営すればどうなるのか、考えるだけでも寒気がします。

闇雲に動いただけで、上手く行くと思ったら大間違いです。
特に株式会社となれば“責任”ものしかかるので、慎重に進める必要があります。
更に会社を立ち上げるというビッグプロジェクトは、人生を大きく左右することになります。
だからこそしっかりと準備を整えておくようにして下さい。